今日の最強カード 〜銀河眼の時空竜〜
こんにちは、キンちゃんです。
今回は、今日の最強カードというテーマで、個人的に気に入っていたり、そもそも強力なカードだったり、使い方によってはワンチャン...のようなカード達を紹介していきます!!
それでは行ってみましょう!!
今日の最強カードは、こちら!!
《No.107 銀河眼の時空竜》
アニメ【ZEXAL】でも活躍した超強力なドラゴン族エクシーズですね!
《No.107 銀河眼の時空竜》ってどんなカード?
①カード効果
早速効果を見ていきましょう!
ランク8 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500
レベル8モンスター×2
(1):自分バトルフェイズ開始時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化され、 その攻撃力・守備力は元々の数値になる。この効果を発動したターンのバトルフェイズ中に相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に、このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで1000アップし、このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
このカードの強力な要素は様々あるのですが、なんと言っても魅力的なのはこのモンスター効果!
自分のバトルフェイズ開始と同時にX素材を使うと、自身以外の表側のモンスター効果を全て無効にして全ての攻守を元々の数値にする、といった能力です!
昨今の遊戯王はモンスター効果で展開したり制圧したりするので、バトルフェイズまで移行しないと使えない効果とはいえ、擬似的なスキルドレインを内蔵しているので、縛りのない汎用ランク8にしては中々エグい効果になってます。
たとえ相手の場に攻撃力3000を超えている《キメラテック・オーバー・ドラゴン》が居たとしても、このカードの効果を使えば、その攻撃力は0になります。
X素材を使って相手の攻撃を無効にできる《No.39 希望皇ホープ》が居たとしても、効果を発動できず一方的に殴り倒せます。
そしてこの擬似的なスキルドレイン効果は、自身以外の自分の場にも影響を及ぼすので、レベル8でこのカードをX召喚するのにも相性が良い《神獣王バルバロス》を妥協召喚した後にこのカードの効果を使えば、攻撃力はずっと3000になります。
他にも、強力なサーチ効果を持つが特殊召喚ターンには攻撃できない《フォトン・バニッシャー》や自身の効果で特殊召喚された《パラレルエクシード》などをレベル8に戻してメインフェイズ2にエクシーズしてランク8、なんてなことも出来ちゃいます!!
②《No.107 銀河眼の時空竜》のここが強い!
このカードのステータスをまとめてみると強さが顕著に分かります。
・【ギャラクシーアイズ】カテゴリモンスター
・【No.(ナンバーズ)】カテゴリモンスター
・必要なX素材が縛りのないレベル8×2体
・光属性でありドラゴン族
ステータスだけ見てもこれだけのスペックを持っているカードが扱いづらい訳がありません。
ギャラクシーアイズモンスターの顔を持つので、墓地のギャラクシーモンスターを蘇生できる《銀河零式》や、ギャラクシーアイズXモンスターの上に重ねてX召喚できる《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン》、《銀河眼の光波刃竜》にも対応しています。
ナンバーズの顔も持ち、自身の進化先である【CNo.】モンスターも存在するので、《RUM-七皇の剣》の効果対象になり、ノーコストで墓地からナンバーズを蘇生させ1枚ドローもできる《グローリアス・ナンバーズ》との相性も抜群です。
素材縛りがないのでランク8が採用されるデッキには引っ張りだこですし、光属性ということで《オネスト》にも対応、ドラゴン族なので多くのサポートも受けやすいという優等生です!
③《No.107 銀河眼の時空竜》の弱点
このカードの弱点は、自身の効果を使った後に発動された効果には弱いということ。
例えばこのカードの効果適用後にモンスターに攻撃を行い、相手が手札から《オネスト》を使った場合、《オネスト》の効果は無効化されず、そのまま戦闘破壊されてしまいます。
あとはシンプルに《聖なるバリア-ミラーフォース》や《強制脱出装置》などの除去カードを使われた場合、そのまま破壊されたりEXデッキに戻ります。
一応、効果適用後に自分か相手がカードの効果を発動する毎に攻撃力が1000上がり、2回攻撃の権利を得られますが、除去されてしまっては意味がありません。
何の耐性も持っていないから既に発動しているカードの効果を無効にして強引に攻撃する、といったカードなので、除去カードには滅法弱いです。
④最強の専用カードの存在
実は《No.107 銀河眼の時空竜》には、専用のカウンター罠があります。
それがこちら
自分フィールドに「ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」モンスターが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):自分フィールドに「ギャラクシーアイズ」モンスターが存在する場合、チェーン2以降に発動できる。このカードの発動時に積まれていたチェーン上の全ての、相手のモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし、この効果で発動を無効にしたフィールドのモンスター及び魔法・罠カードを全て持ち主のデッキに戻す。
ギャラクシーアイズモンスターが存在する時に、このカード発動時に積まれていたチェーン上の効果を全て無効にして、無効にしたカードをデッキに戻すという破格のカード。
しかも《No.107 銀河眼の時空竜》か《CNo.107 超銀河眼の時空龍》が存在していれば、手札から発動できるという専用カードの風格。
セットすると《サイクロン》系の魔法などで除去される危険性があるので、これが手札から使えるのと使えないのとでは天と地ほどの能力の差があります。
《No107. 銀河眼の時空竜》が強いカードな由縁は、こういうところにもあるんですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
銀河眼デッキではよく使っているので、お気に入りで強力なカードの1枚です。
あとはこのカード、イラストアドが高いというか、めちゃくちゃ男の子が好きなモンスターデザインをしているんですよね。
機械と生物と龍が上手いこと掛け合わせられてるというか、上手く言語化できなくて申し訳ないのですが
ドチャクソエモい
それでは今回はこの辺りで〜〜
OCG化して欲しいアニメカード 〜X(クロス)エクシーズ〜
こんにちは、キンちゃんです。
今回のOCG化して欲しいアニメカードは、前回に引き続き『ARC-V』で黒咲隼が使用していたカードで、《X(クロス)エクシーズ》です!
ではでは、紹介と解説をしていきます。
《X(クロス)エクシーズ》ってどんなカード?
①カード効果
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
①自分フィールドに宣言したランクを持つXモンスターとそのXモンスターのランクと同じ数値のレベルを持つモンスターを1体ずつ選択して発動できる。選択したモンスターを素材として、EXデッキから召喚可能なXモンスター1体をX召喚する。
劇中でテキストが映ってなかったので、テキストは僕の憶測で書いてます。
ざっくり言うと、Xモンスターとレベルを持つモンスターを素材にX召喚する、といったカードです!
劇中では黒咲が妹である瑠璃と戦うことになります。
デュエル終盤で、瑠璃は切り札である《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》を融合召喚し黒咲を追い詰めますが、黒咲はこのカードを使い、自分の《RR-ブレイズ・ファルコン》と仲間から託されたモンスターを素材にして、《RR-エトランゼ・ファルコン》をX召喚し見事勝利しました!
本来、オーバーレイすることが認められないレベルを持つモンスターとXモンスターとで行うX召喚は、まさに仲間と一緒に瑠璃を助けるといった黒咲の想いが伝わる印象あるカードです。
②《X(クロス)エクシーズ》のここが強い!
このカードの強い点は、何といってもXモンスターとレベルを持つ(通常・効果・融合・シンクロ)モンスターをX素材にできるところでしょうね!
エクシーズを中心に動かすデッキでは、一番使うランクの素材に適したモンスターが多く入っています。
ランク4ならレベル4、ランク8ならレベル8がデッキの要になります。
そうすると使うXモンスターと素材モンスターはフィールドでも墓地でも、同じランク・レベル数値が揃いやすく、手札からモンスターを召喚して、墓地にいるXモンスターを《戦線復帰》や《リビングデッドの呼び声》などで蘇生させ、このカードでX召喚するなんて芸当も出来ちゃいます。
特に相性が良いと思うのは、カテゴリで蘇生手段が豊富で場持ちが良い素材モンスターを使うエクシーズデッキだと思います。
相性が良いカテゴリ【銀河眼】
主軸となる《銀河眼の光子竜》は、攻撃力3000・レベル8・ドラゴン族と非常に優秀なスペックを兼ね備えてる上に、戦闘時に相手モンスターと一緒にバトルフェイズが終わるまで除外するといった効果があるため、効果やリリースで除去されない限り場持ちは結構良いです。
カード名も【ギャラクシー】と【フォトン】の両方のカテゴリに属しているので、サーチや蘇生などのサポートも多く受けられます。
僕自身がこのデッキを一番使い込んでいるので分かるのですが、《銀河眼の光子竜》やランク8のXモンスターはバンバン出ます(笑)
ならばこのカードと相性が悪いはずはなく、《銀河零式》で蘇生させたギャラクシーアイズXモンスターと《ハイパー・ギャラクシー》で相手のアタッカーを処理しつつ呼び出した《銀河眼の光子竜》を素材に《No.62 銀河眼の光子竜皇》をX召喚し、火力でゴリ押して勝利なんてことも出来ちゃいますね!
相性が良いカテゴリ【希望皇ホープ】
《No39. 希望皇ホープ》を基盤に、《SNo39. 希望ホープ・ザ・ライトニング》などの超強力なXモンスターで相手を殴り倒すデッキです。
基本はホープの上に重ねてX召喚していくので、場にはホープだけ揃えれば簡単に《SNo39. 希望ホープ・ザ・ライトニング》まで繋げられるのでこのカードはそんな使わないと思いがちですが、デュエル後半で《No39. 希望皇ホープ》を呼び出したは良いものの、EXデッキの高ランクのホープXモンスターを消費してしまった時に活躍します。
このカードで《No39. 希望皇ホープ》とレベル4モンスターを素材に《ガガガガマジシャン》をX召喚すれば、《FNo0. 未来皇ホープ》に繋げれらます。
もしくは《励輝士 ヴェルズビュート》をX召喚できれば、不利な状況でもその効果で相手の場を一掃し勝機に繋げられるなどが想定できます!
個人的には結構相性良いのかなーと思うので今回ご紹介しました!
③《X(クロス)エクシーズ》の弱点
このカードの弱点は、このカード1枚ではなんとも出来ないということでしょう。
状況依存がかなり強く、場にXモンスターとさらにランクと同じ数値のレベルを持つモンスターを揃えないと使えません。
《死者蘇生》や《RUM-七皇の剣》などの、1枚で場を大きく動かすカードではないので、エクシーズデッキだったとしても、投入するかはシビアな話になり得ます。
速攻魔法でもないので、相手の除去に合わせてサクリファイスエスケープなども出来ませんので、かなりピーキーで好き嫌いが分かれるカードだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
僕自身がエクシーズ多めのデッキが多いので、アニメを観てる時に「欲しいなー」と思ったカードの1枚でした。
もしOCG化するのであれば、どのように調整されて登場するのか分かりませんが、最近のKONAMIさんは良調整でアニメカードをカード化してくれるので、ちょっと期待していたりします(小声)
ではでは今回はこの辺りで〜〜
最新テーマ先取り紹介 【No.(ナンバーズ)】※手札1枚で先攻ホープゼアル!?
こんにちは、キンちゃんです。
今回は6月20日に発売されるCOLLECTION PACK 2020で追加されるカードで強化されるカテゴリ、【No.(ナンバーズ)】で出来る凶悪コンボを紹介していこうと思います。
今回のパックで強化される【No.(ナンバーズ)】の新カード。
ヤバイです。
恐らく次のレギュレーションで新しく禁止カードを生み出してしまうかもしれません。
では具体的に何がヤバイのか解説していきます!
手札1枚でホープゼアル
①ヤバイ新カード紹介
今回のパックで追加される【No.】カテゴリのカードは8枚あるのですが、その中で特にヤバイのはこの2枚です。
《ヌメロン・ネットワーク》
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか発動できない。
①:自分のメインフェイズに、発動条件を満たしている「ヌメロン」通常魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。
②:このカードはフィールドゾーンに存在する限り、自分フィールドの「ヌメロン」XモンスターがX素材を取り除いて効果を発動する場合、X素材を取り除かずに発動する事もできる。
《ヌメロン・ダイレクト》
①:自分のフィールドゾーンに「ヌメロン・ネットワーク」が存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。 EXデッキから「ゲート・オブ・ヌメロン」Xモンスターを4体まで特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は1回しかモンスターを召喚・特殊召喚できない。
両方とも魔法カードなのですが、ヤバイ事しか書いてない。
《ヌメロン・ネットワーク》はフィールド魔法で、発動条件が整っている「ヌメロン」通常魔法をデッキから墓地へ送ると同じ効果を発動できる、といったもの。
そしてその「ヌメロン」通常魔法が、この《ヌメロン・ダイレクト》。
《ヌメロン・ネットワーク》が発動している状態で、自分のフィールドにモンスターがいなければ、なんとEXデッキから「ゲート・オブ・ヌメロン」Xモンスターを4体まで特殊召喚するといった意味わからないカードです。
で、その「ゲート・オブ・ヌメロン」Xモンスターってなんぞやって事なんですけれど、今回のパックで追加された「No.」Xモンスターであり
「ヌメロン」Xモンスター
《No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム》
《No.2 ゲート・オブ・ヌメロン-ドゥヴェー》
《No.3 ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ》
《No.4 ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥヴァーリ》
と、なんとも発音しにくいナンバーズXモンスター達です。
4枚全てのステータスが
ランク1 / 光属性 / 機械族 / 攻1000 /守 100
レベル1モンスター×3
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分フィールドの全ての「ヌメロン」モンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。
で統一されているのが特徴です。
《ヌメロン・ダイレクト》からこの4体が勢揃いするわけですが、何がヤバイって
コイツら全員ナンバーズなんですよ
頭に「?」が浮かんだ方もいると思います。
では、これらのカードの影響でゲキ強になってしまうであろうカードを紹介致します。
②《SNo.0 ホープ・ゼアル》の存在
ランク0 / 光属性 / 戦士族 / 攻 ? / 守 ?
同じランクの「No.」Xモンスター×3
ルール上、このカードのランクは1として扱う。このカードは手札の「RUM」通常魔法カード1枚を捨て、自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードのX召喚は無効化されない。
(2):このカードのX召喚成功時には、相手は効果を発動できない。
(3):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのX素材の数×1000アップする。
(4):相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このターン相手は効果を発動できない。
はい、出ました。
ホープ・ゼアルです。
このカードをもし正規召喚できれば
・攻撃力・守備力 3000
・X召喚が《神の宣告》や《神の通告》で無効化されない
・X召喚成功時に《奈落の落とし穴》や《激流葬》が発動できない
・相手ターン限定で永続効果以外の全てのカード効果を封殺
というバケモノが誕生します。
ですが、このカードを正規召喚するには、同じランクの「No.」Xモンスター3体を素材にしないとX召喚できません。
まあ不可能ではないですが、結構手間がかかります。
ですが、思い出してみてください。
先程の新規カード《ヌメロン・ダイレクト》で特殊召喚できる4体のモンスターは
・全てランク1で同じランク
・「No.」モンスター
・Xモンスター
見事に《SNo.0 ホープ・ゼアル》の召喚条件を満たしています!
《ヌメロン・ダイレクト》はデメリット効果で、発動後自分はターン終了時まで1回しかモンスターを召喚・特殊召喚できない、というのがありますが、その1回の召喚権をこのカードのX召喚に使えば良いのです。
つまり今回の新規カードの登場により、一番強化されたのは「No.」カテゴリというよりも、このカードというのが答えです。
③具体的なコンボ
(1)《ヌメロン・ネットワーク》1枚でホープ・ゼアル
② デッキの《ヌメロン・ダイレクト》を墓地に送りその効果を発動します。
③ EXデッキからNo.1〜No.4の中から何でも良いので3体選んで特殊召喚します。
何というお手軽さでしょうか...ソリティアレベルまでグルグル回さなくても、誰でも簡単に相手にゲームさせないゲキ強モンスター《SNo.0 ホープ・ゼアル》をX召喚できます。
さらにここに、とある魔法カードが1枚加わると、《SNo.0 ホープ・ゼアル》をX召喚した後、気が付いたら手札6枚になってます。
そのコンボは次で解説しますね。
⑵《ヌメロン・ネットワーク》+《希望の記憶》2枚でホープ・ゼアル&手札6枚
② デッキの《ヌメロン・ダイレクト》を墓地に送りその効果を発動します。
③ EXデッキからNo.1〜No.4の中から何でも良いので3体選んで特殊召喚します。
ここまでは⑴の動きと同じです
④ 手札から《希望の記憶》を発動します。
⑤ 効果で場の「No.」モンスターの種類だけドローするので、3枚ドロー。
⑴ の特殊召喚した「No.」モンスターを素材に《SNo.0 ホープ・ゼアル》をX召喚する手順の前に《希望の記憶》を発動するだけです。
仮に、《ヌメロン・ダイレクト》で特殊召喚する「No.」モンスターを3体ではなく4体にすれば、なんと驚異の手札7枚。
このコンボを使うデッキなら、是非入れたいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
新カードの追加によって、一気に需要が上がるであろう《SNo.0 ホープ・ゼアル》。
この記事を書いている最中にネット通販でこのカードを検索してみたのですが、やはりかなり高騰化していました。
デュエリストは気付くのが早い...
特にコンボの始動で必要となる《ヌメロン・ネットワーク》はフィールド魔法なので、《テラ・フォーミング》や《メタバース》などで持ってきやすいのが良いですね!!
ではでは今日はこの辺りで〜〜
OCG化して欲しいアニメカード 〜ディメンション・エクシーズ〜
こんにちは、キンちゃんです!
コロナに負けずに今日も生きてます!!!
またまたOCG化して欲しいアニメカードについてまた紹介していきたいと思います。
さて、今回のカードは【ARC-V】で黒咲隼が使用していた魔法カード、《ディメンション・エクシーズ》です!
《ディメンション・エクシーズ》ってどんなカード?
①カード効果
①自分のLPが1000以下の場合に発動できる。自分の手札・フィールド・墓地に同名モンスターが3体揃っていれば、それらを素材としてX召喚できる。
デッキと除外以外で、同名モンスターが3体いれば即座にX召喚できるという強力カードです。
劇中で黒咲は、フィールドと手札にカードがなく、LPも残り10という状況でこのカードをドローし、墓地の《RR-バニシング・レイニアス》3体を素材に、《RR-ライズ・ファルコン》をX召喚して相手3人をワンショットキルで倒したりしてました!
発動条件を考えると劇中の黒咲の様に、デュエル終盤で輝くカードであり、トップデックで引いた時に強さを発揮します!
②《ディメンション・エクシーズ》のここが強い!
このカードの強さと言ったら、LPが1000以下で素材が揃っていれば、場と手札に何もカードがなくても、X召喚できると言った点ですね!
特にモンスター3体を素材にするXモンスターというのは、【RUM】系のカード効果、もしくは自身の効果で場のXモンスターの上に重ねて特殊召喚する系のXモンスターでないと召喚するのは容易ではありません。
そして素材3体を必要とするXモンスターというのは出すのにそれなりに苦労するので、結構強力な効果を持っていたりします。
終盤で活躍できてこのカードと相性が良いカードは
X召喚成功時に素材を3つ使って、相手の手札・場のモンスター・場の魔法か罠を1枚ずつ対象を取らずに除去できる《塊斬機ラプラシアン》
素材を3つ取り除いて自身以外のモンスターを全て破壊する《No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン》
素材に《銀河眼の光子竜》が含まれていれば、X召喚に成功した瞬間、自身以外の表側のカードの効果を無効にする《超銀河眼の光子龍》
デッキでよく使うカードを3枚積みにして墓地に送ったりすれば、デュエル終盤で効果が強力なXモンスターを召喚できます。
なのでそのデッキに合った逆転要素を兼ね備えたXモンスターを1体、《ディメンション・エクシーズ》1枚をデッキに忍ばせておけば、ピンチの時に勝てる期待値は上がりますね!
③《ディメンション・エクシーズ》の弱点
一見強力な逆転カードに見えるこのカードにも、弱点はもちろん存在します。
それはLPが1000以下でないと発動できない点ですね。
今の遊戯王のカードプールなら、墓地に同名モンスターを揃えるのはそんなに難しくありません。
ですが、LP1000以下になる状況ってそんなに頻繁にあるわけじゃなかったりします。
そしてこのカードはデュエル終盤で輝くカードであり、序盤で手札に加わると全く使えないので無意味に腐り、デッキのコンボが回りにくい状況になったりします。
墓地が全く肥えていない序盤で《貪欲な壺》引いてしまった時と同じ気まずさがありますね...
さらにこのカードは通常魔法であり速攻魔法ではないので、 セットして相手ターンに発動条件を満たした瞬間に奇襲をかけたりなどの柔軟性がない点も非常に使いにくいですね。
OCG化の際に
・デュエル中に1度の制約を付ける
・LPのラインも少し緩くする
・速攻魔法にする
などの調整を加えれば、このカードは結構使いやすくて強力なカードになる予感がします!
まとめ
いかがだったでしょうか!
個人的に土壇場で引けば強いカードってロマンがあるので、デッキに1枚は入れておきたい系デュエリストなので、自分のデッキにはエクストラデッキに余裕があれば、ほぼ必ず《RUM-七皇の剣》をピン挿ししてたりします(笑)
今回紹介した《ディメンション・エクシーズ》も良い感じに調整してOCG化してくれませんかね...KONAMIさん、お願いします(懇願)
それでは今回はこの辺りで〜〜
遊戯王アニメシリーズの魅力的な召喚口上 〜DM編〜
こんにちは、キンちゃんです。
本日は遊戯王のアニメシリーズで各々のキャラクターがモンスターを召喚する際に口にする、召喚口上について紹介&解説していこうと思います。
魅力的なものが非常に多いので、各アニメシリーズに分けながら紹介していきます!
今回のシリーズは遊戯王デュエルモンスターズ、【DM】です!
個人的に召喚口上って、それなりに長いセリフの印象があるんですよね。
口上が頻繁に出て来るようになったのは【5D's】からなので、【DM】には長い召喚口上は少なかったりします。
今回は長い召喚口上の中から選んで紹介していきますので、ご了承下さい。
キャラクター別口上
武藤遊戯
まずは誰もが知っているキング・オブ・デュエリスト、武藤遊戯の召喚口上です!
『ひとつの魂は光を誘い、ひとつの魂は闇を導く!やがて光と闇の魂は混沌(カオス)の光を創り出す!!《カオス・ソルジャー》!!降臨!!』
王国編で孔雀舞に追い詰められた時、伝説の戦士《カオスソルジャー》を儀式召喚した際に言っていた召喚口上です!
現代の召喚口上と比較すると、結構シンプルなイメージがありますが、それがまた最高にカッコイイんですよね!!
『我が生け贄を儀式の糧とし、暗黒の混沌よりその姿を現せ!《マジシャン・オブ・ブラックカオス》!!』
王国編のラスボスであり、相手の思考を読むというチート能力を持ったペガサス・J・クロフォードを打ち破った《ブラック・マジシャン》が進化した姿。
この口上自体は、アニメオリジナルの乃亜編で再登場した時に発したセリフです!
儀式召喚って儀式ってだけあって、"闇"とか"混沌"とか厨二心をくすぐらせるワードが多いですね。
海馬瀬人
武藤遊戯の永遠のライバルであり、《青眼の白龍》を操るデュエリストです。
『破壊神オベリスク!我が絶対の神(しもべ)となりて、我が領域に降臨せよ!天地を揺るがす全能たる力(パワー)によって、オレに勝利をもたらすのだ!《オベリスクの巨神兵》召喚!!』
バトルシティ編準決勝、武藤遊戯とのデュエルで《オベリスクの巨神兵》を呼び出す際に発した口上です。
神カードという存在を自らに従えさせるという意味を持った、"しもべ"や"もたらす"などのワードが使われています。
海馬瀬人というデュエリストとオベリスクの圧倒的なパワーを感じさせる口上ですね!
『無窮の時、その始原に秘められし白い力よ。鳴り交わす魂の響きに震う羽を広げ、蒼の深淵より出でよ!《ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン》!!』
劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で表遊戯とデュエルしていた海馬が召喚したモンスターの口上です。
この劇場版自体が2016年公開ということもあり、セリフ自体が現代の遊戯王寄りになってます!
【DM】のキャラクターが現代寄りの口上を発するのも新鮮で良いですね!
マリク・イシュタール
最高神ラーを扱う墓守の一族の末裔である器に取り憑いた闇人格です。
『さあラーよ、地より蘇生し天を舞え!炎を纏いし不死鳥となりて!』
バトルシティ編でマリクの闇人格が《ラーの翼神竜》を《死者蘇生》で蘇生させた時の口上です!
実は《ラーの翼神竜》を手札から召喚する際に、もっと長い口上があるのですが、それは"ヒエラティックテキスト"と言われる古代言語のようなもので発する為、常人には理解することも読み上げることも出来ないのです。
少なくとも僕には理解できなかった為、今回は割愛しました。
ですが、この蘇生口上もシンプルで、短い中にもラーが不死鳥であることがわかるように出来ていますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
【DM】は召喚口上自体が少ないのですが、その中でも口上と言っても良いであろうセリフをチョイスして紹介しました!
やはり初代はシンプル・イズ・ベストと言いますか、スタイリッシュに伝えたい情報を一つのセリフに凝縮できていると思います。
ワードセンスの塊世代というべきでしょうか。
原作者の高橋先生、流石過ぎる......
ではでは今回はこの辺りで〜
最新テーマ先取り紹介 【化石(フォッシル)】
こんにちは、キンちゃんです。
世間ではコロナウイルスが大流行してますね...。
カードゲーム界隈もその影響で、フリー対戦ができなかったり、公式が主宰するイベントが延期&中止になったりで、中々辛い状況が続きます。
ですが!そんな状況だからこそ、テンションぶち上げて乗り切っていきましょう!!
自分も皆さんにワクワクした気持ちを届けられるように頑張ります!
そんなわけで今回は、2020年6月20日に発売予定のCOLLECTION PACK 2020に収録されている、【化石(フォッシル)】について、少しだけ早く紹介したいと思います。
パックが発売されたらすぐにでも組みたい!という方は是非参考にしてみてください!
それではいってみましょう!
【化石】はこんなテーマ!
①テーマのコンセプト
まずこのデッキのコンセプトは、自分もしくは相手の墓地のモンスターを素材にして強力な融合モンスターを展開していくというデッキです。
では、このコンセプトの肝になってくるキーカードを紹介していきましょう。
《化石融合−フォッシル・フュージョン》
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手の墓地から、「化石」融合モンスターカードによって決められた融合素材モ ンスターを除外し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 この効果でお互いの墓地からモンスターを除外した場合には、 その特殊召喚したモンスターはモンスターの効果の対象にならない。(2):このカードが墓地に存在し、 自分フィールドの表側表示の「化石」融合モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 墓地のこのカードを手札に加える。
《タイム・ストリーム》
(1):自分フィールドの「化石」融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリリースし、そのモンスターより元々のレベルが2つ高い「化石」融合モンスター1体を、「化石融合-フォッシル・フュージョン」による融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
(2):自分の墓地からこのカードと「化石」融合モンスター1体を除外し、自分の墓地の「化石」融合モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
【化石】専用の融合魔法、そして擬似的な融合専用RUMです!
今回紹介する中で最も重要なカード達でもあります!
《化石融合−フォッシル・フュージョン》の融合召喚先には、後述する5体の融合モンスターが確認されています。
どれも融合素材が、岩石族モンスター+レベル"〜"のモンスター、という自分が岩石族を素材指定にすれば、他の自分・相手の墓地のモンスターは、レベルを持つモンスターであれば幅広く素材にできます。
そして融合召喚したモンスターを素材にして、上級レベルの融合先へとアクセスする《タイム・ストリーム》で更に展開。
良い意味でも悪い意味でも、墓地に依存するデッキコンセプトなので、除外デッキなどには対策をしない限りかなり相性が悪いですが、相手の墓地の再利用させたくないカードを素材にしたり、墓地から回収、墓地から除外して効果発動などの、使い回ししやすい専用融合サポートカードを使っての連続融合召喚という戦術は、非常に気持ちよく面白いですね!
②優秀な融合モンスター
【化石】の主力は豊富な融合モンスターたち。
その優秀なモンスターたちを1枚ずつ簡単に紹介しますね!
《新生代化石騎士 スカルポーン》
★4 / 地属性 / 岩石族 / 攻2000 / 守 800
岩石族モンスター+レベル4以下のモンスター
このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「タイム・ストリーム」1枚を手札に加える。
下級レベルの化石融合モンスターその①です!
このカードの強みは
①片方の素材が"レベル4以下のモンスター"であるため融合召喚しやすく、最初の融合先として使いやすい
②墓地から除外すれば、コンボの要である《タイム・ストリーム》を手札に加えられる
③墓地から除外して発動するサーチ効果を持っているので、《轟雷帝ザボルグ》のEXデッキからカードを墓地へ送る効果と相性が非常に良い
などが挙げられます。
さらに《タイム・ストリーム》の(1)の効果には1ターンに1度の制約がないので、既に手札に《タイム・ストリーム》を握っている時に、このカードの融合召喚に成功できれば
このカードに対して《タイム・ストリーム》を発動して、レベル6の《中生代化石騎士 スカルナイト》を融合召喚 ⤵︎
素材になり墓地へ行ったこのカードをゲームから除外して、デッキにある2枚目の《タイム・ストリーム》をサーチ ⤵︎
手札に加えた《タイム・ストリーム》を《中生代化石騎士 スカルナイト》に対して発動し、《古生代化石騎士 スカルキング》か《古生代化石竜 スカルギオス》を状況に応じて融合召喚
のように、一気にエースモンスターまでアクセスできるのは魅力的ですね!
《新生代化石竜 スカルガー》
★4 / 地属性 / 岩石族 / 攻2500 / 守 0
岩石族モンスター+相手の墓地のレベル4以下のモンスター
このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「化石融合-フォッシル・フュージョン」1枚を手札に加える。
下級レベルの化石融合モンスターその②です!
このカードの強みは
①片方の素材が"相手の墓地のレベル4以下のモンスター"であるため、このカードが融合召喚可能な状況なら、《化石融合−フォッシル・フュージョン》の"お互いの墓地のモンスターを融合素材にした場合"の効果を受けられる
②墓地から除外すれば、コンボの起点である《化石融合−フォッシル・フュージョン》を手札に加えられる
③墓地から除外して発動するサーチ効果を持っているので、《轟雷帝ザボルグ》のEXデッキからカードを墓地へ送る効果と相性が非常に良い
などが挙げられます。
レベル4以下のモンスターにはサーチ効果を持ったカードが多く、再利用されると非常に厄介です。
なので、そういったモンスターを相手の墓地から除去しつつ、展開できるのは十分な強みですね!
《中生代化石騎士 スカルナイト》
★6 / 地属性 / 岩石族 / 攻2400 / 守1100
岩石族モンスター+レベル5・6のモンスター
このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):このカードの攻撃でモンスターを破壊した時に発動できる。 このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
(3):墓地のこのカードを除外し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。
中級レベルの化石融合モンスターです!
このカードの強みは
①《タイム・ストリーム》で上級レベルの化石融合モンスターにアクセスできるカードが、現状このカードしかない
②下級モンスターキラーとして非常に優秀
③墓地から除外すればモンスターを破壊できる上に、ある程度発動タイミングを選べる
④墓地から除外して発動する破壊効果を持っているので、《轟雷帝ザボルグ》のEXデッキからカードを墓地へ送る効果と相性が非常に良い
などが挙げられます。
モンスターを破壊する効果の発動は、"墓地へ送られたタイミング"ではなく"墓地にある自身を除外したタイミング"なので、自分のターンであれば、相手の動きを見ながら除去するタイミングを選べるのが嬉しいですね!
相手の壁モンスター絶対許さないマンとしても活躍できます!
《古生代化石騎士 スカルキング》
★8 / 地属性 / 岩石族 / 攻2800 / 守1300
岩石族モンスター+レベル7以上のモンスター
このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):相手ターンに、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。手札を1枚捨て、対象のモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
ここからは上級レベルの化石融合モンスターその①です!
このカードの強みは
①融合素材元の《中生代化石騎士 スカルナイト》の戦闘時に発動できる効果を受け継いでおり、自身より攻撃力の低いモンスターへの除去能力が高く、戦闘ダメージを通しやすい
②相手ターンに相手の墓地モンスター限定で使える、フリーチェーンの《死者蘇生》を持っている
③②で挙げた効果は手札を捨てる必要があるが、"コスト"ではなく"効果"であるため、"捨てられた時に発動する"カードの効果を発動できる
④《化石融合−フォッシル・フュージョン》で融合召喚する場合、融合素材に岩石族最強モンスターである《原始生命態二ビル》を選択できる
などが挙げられます。
相手ターン中に相手の墓地のモンスターをフリーチェーンで蘇生できるのは非常に強力です。
墓地にいる相手のエースを自分のフィールドに呼ぶなどのシンプルな運用も強いですが、この効果の恐ろしいところは以下のような状況だと分かりやすいです。
《死者蘇生》を例にしてみます。
相手が相手自身の墓地のモンスターを対象に取った場合、チェーンを組んでこのカードの(3)の効果を、相手が《死者蘇生》で対象にしたモンスターに対して発動⤵︎
チェーンの逆順処理でこちらのモンスター効果から解決されていくので、手札を1枚捨てて、対象モンスターを自分のフィールド上に特殊召喚⤵︎
次に《死者蘇生》の効果が解決されるが、既に相手の墓地には《死者蘇生》で対象に取ったモンスターが存在しないので、発動処理ができず不発になる
という状況を作り出すことができます。
《死者蘇生》は自分の墓地でも相手の墓地でも関係なく蘇生できるカードなので、もちろんこれは、こちらの墓地に相手が利用できそうなモンスターがいない状況に限ります。
相手はこのカードの効果を警戒しながら、自分のターンを進めなければいけないので、上記の場合であれば、相手が《死者蘇生》を使いにくい流れが生まれます。
使いにくい流れということは思ったように動けないということであり、相手の選択肢を減らすことができます。
何としても自分のモンスターの蘇生からコンボを通したい相手なら、こちらにこのカードの効果を使わせる為に、割り切って《死者蘇生》を囮に使って来るでしょう。
ですが、仮に使われたとしても、相手からしたら《死者蘇生》を
"使わされた=無駄打ちさせられた=捨てさせられた"
と同義ですので、こちらはモンスターを特殊召喚していることも相まって、自分にはアドバンテージのラッシュなわけです。
化石融合モンスターの中では、最も強力な効果を有しているのではないでしょうか。
《古生代化石竜 スカルギオス》
★8 / 地属性 / 岩石族 / 攻3500 / 守 0
岩石族モンスター+相手の墓地のレベル7以上のモンスター
このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。その相手モンスターの攻撃力と守備力をそのダメージステップ終了時まで入れ替える。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):融合召喚したこのカードが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
上級レベルの化石融合モンスターその②です!
このカードの強みは
①このカードの攻撃力が、相手モンスターの攻撃力か守備力のどちらかを上回っていれば、戦闘では最強クラス
②貫通効果持ち+戦闘ダメージを倍にするので、相手に攻守の低いトークンを数体送りつけ、その全てに攻撃できれば、ワンショットキルが成立する
③《化石融合−フォッシル・フュージョン》で融合召喚した場合、自身の高い攻撃力と相まって、①と②の択をより通しやすくなる
戦闘の鬼。
ダメージ絶対通すザウルス。
そんな脳筋モンスターであり、テクニカルでトリッキーな動きなどはできませんが
この一撃で決めたい!
後攻ワンキルを狙いたい!
などを叶えやすくしてくれる、まさに《古生代化石騎士 スカルキング》と双璧を成すエースです。
③豊富なサーチ&回収カード
【化石】の強力な融合モンスター達。
その融合召喚を円滑に行う為の下準備として、サーチや使ったカードの回収は必要不可欠です。
ここでは、それをサポートしてくれるカード達をご紹介致します!
《風化戦士》(ウェザリングソルジャー)
★4 / 地属性 / 岩石族 / 攻2000 / 守1200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊された場合に発動できる。「風化戦士」以外の「化石融合-フォッシル・フュージョン」のカード名が記されたカードまたは「化石融合-フォッシル・フュージョン」1枚をデッキから手札に加える。
(2):自分エンドフェイズに発動する。このカードの攻撃力は600ダウンする。
2つ効果がありますが、主に使うのは(1)の方。
戦闘で破壊されるか効果で墓地へ送られると、自身のカード名以外の《化石融合−フォッシル・フュージョン》とテキストに記されたカードか、《化石融合−フォッシル・フュージョン》を手札に加えるという、最近の遊戯王OCGに増えてきた"カード名がテキストに記されているカードをサーチする"という強力すぎる効果です。
デッキから墓地へ送るなら《おろかな埋葬》や後述する《奇跡の穿孔》で、手札から墓地へ送るなら《手札断殺》やこれも後述紹介の《標本の閲覧》で、【化石】カードなら何でもデッキから調達できます。
《奇跡の穿孔》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからレベル4以下の岩石族モンスター1体を墓地へ送る。 自分の墓地に「化石融合-フォッシル・フュージョン」が存在する場合、 さらに自分はデッキから1枚ドローする。
《標本の閲覧》
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札の「化石融合-フォッシル・フュージョン」1枚を相手に見せて発動できる。手札からモンスター1体を墓地へ送り、種族とレベルを1つずつ宣言する。相手は自身の手札・デッキを確認し、宣言された種族・レベルを持つモンスターがあった場合、その内の1体を墓地へ送る。
デッキから下級レベルの岩石族を墓地へ送れる《奇跡の穿孔》と、手札のモンスターを墓地へ送って相手デッキの特定のカードを墓地へ送れる《標本の閲覧》。
どちらも異なる強みを持っており、共通しているのは《風化戦士》を効果で墓地へ送れる点ですね!
ただ、《奇跡の穿孔》はデッキから墓地へカードを落とした後、《化石融合−フォッシル・フュージョン》が墓地にあればオマケで1枚ドローできるよという効果に対して、《標本の閲覧》は《化石融合−フォッシル・フュージョン》が手札にないと、そもそも発動自体ができないのでそこだけは注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
実は【化石】テーマというのは、【GX】で"ジム・クロコダイル・クック"というキャラクターが使用していたカテゴリーなんですよね!
今回のCOLLECTION PACK 2020は、遊戯王アニメと漫画の中のサブキャラクター枠の人気投票で1位に選ばれたテーマをOCG化してパックに収録する、というのが企画としてあり、見事にジムの【化石】が選ばれたわけですね!
アニメでも非常にカッコイイキャラだったのでOCG化してくれて嬉しいです!
個人的に《タイム・ストリーム》のイラストが死ぬほど好き...(小声)
COLLECTION PACK 2020のリンクを貼っておくので、興味がある方は是非予約してみてはいかがでしょうか!
ではでは今回はこの辺で〜
OCG化して欲しいアニメカード 〜インフェルニティ・ゼロ〜
こんにちは、キンちゃんです。
OCG化して欲しいアニメカード第2弾です!
※注意
こちらのシリーズはOCG化されていないカードの紹介のため、効果の裁定などが出されていません。なので僕の予想と知識から推測してお話することが多い為、予めご了承下さい。
早速紹介していきましょう!
今回のカードはこちら
『5D's』で鬼柳京介が使用したモンスター
"インフェルニティ・ゼロ"です!
このカードの特徴はなんと言ってもこちらの効果。
『このカードがフィールド上に存在する限り、自分はライフポイントが0でも"敗北"にならない』
劇中でデュエル開始早々、鬼柳が敵にワンショットキルされるシーンがあり、「まあ鬼柳のことだし秘策があるんだろうな」と思って安心して見ていたら、画面のライフ表示が普通に0になったのを見てお茶を吹き出しました。
その後このカードの効果で復活し、ライフ0でも平然と立ってる姿には、驚きで唖然としたのは今でも覚えています。
特殊勝利条件を持ったカードというのは"封印されし者エクゾディア"を筆頭にそれなりにありますが、敗北しないといった効果を持つカードは、『DM』で登場した"邪神ゲー"と"魂のリレー(アニメ効果)"に続きこのカードで3枚目です。
ステータスも"闇属性、悪魔族、レベル1、攻守0"と非常に優秀で、OCGに実装されたらいやらしく使われる未来が見えますね・・・。
メインの効果が衝撃的すぎて普通に強く見えますが、もちろん扱いにくさも他のカードより抜けて出てます。
ここからはその使いにくさについて具体的に解説ていきます。
このカードのここが使いにくい
- ① 召喚条件の難しい特殊召喚モンスター
- ② 相手からの効果耐性がない
- ③自壊効果がある
- ④【インフェルニティ】デッキと全く噛み合わない
① 召喚条件の難しい特殊召喚モンスター
このカードは特殊召喚モンスターに区分されます。このカード自身の効果か"召喚条件を無視する"系のカードの効果でしかフィールドに出せません。
では、このカード自身の召喚効果はどういうものかというと
『効果ダメージでライフポイントが0になる場合、このカード以外の手札を全て捨てて特殊召喚することができる』
といったもの。
遊戯王のアニメとOCG両方の歴史で見ても、途中経過は様々あれど、最後はやはり戦闘ダメージで決着をつけるのが主流です。
効果ダメージで尚且つライフが0になる時に、初めてこのカードの特殊召喚条件が満たされます(手札を捨てるのは手札があってもなくても発動できるのかわからないので今回は保留で)。
特定のデッキにしか刺さらず、通常召喚も出来ないので、普通に使おうとすると手札で腐りやすいといった扱いにくさがあります。
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